心理カウンセラー
心理カウンセラーの資格取得に必要な費用
心理カウンセラーの資格を取得する為には
様々な方法があり、資格取得に必要な費用も
大きく異なります。
臨床心理士の資格は、
財団法人日本臨床心理士資格認定協会が
指定する大学院での修学が必要になります。
その為、大学院に通学するための学費が
かかります。大学によって異なりますが、
一年間で100万円前後かかるのが一般的です。
通信教育の場合は学費が低い学校が多く
高くても80万円程度、低ければ50万円と
かからずに勉強することができます。
臨床心理士の試験を受けるには、
受験料が3万円必要です。資格試験に合格
しても、さらに交付料として5万円が必要な
ため、資格取得にかかる費用は高いと言える
でしょう。
産業カウンセラーの場合、養成講座の
受講自体にはかかるのは20万円程度です。
これに受験料が3万円程度かかります。
産業カウンセラー同様、教育カウンセラーも
養成講座の受講のみで受験資格を得ることが
できます。
教育カウンセラーの場合受講料は
3万5千円程度ですが、審査には実務経験が
大きくかかわるため、教育者になるための
費用が別途かかります。
専門的な知識を必要とする音楽療法士は、
音楽大学や専門学校などでの修学を必要と
するため、臨床心理士同様資格取得には
かなりの費用がかかるでしょう。
ただし、学校にもよりますが大学に比べて
専門学校は比較的授業料が安く設定されて
います。
その為、年間で60万円から80万円程度
に抑えられる可能性もあります。
音楽療法士の資格試験は、受験料が
1万円と心理カウンセラーの資格試験の中
では安価に設定されています。
通信教育で心理カウンセラー試験勉強を
心理カウンセラーの資格を取得する際に、
勉強方法の一つとして通信教育という手段
もあります。
全くの独学で行うよりもより勉強しやすいと
いう利点があり、また大学院の修学が受験条件と
挙げられている資格でも、
事情により学校へ通学する事が出来ない場合に
通信教育で受験資格を取得出来るものもあります。
臨床心理士は本来財団法人日本臨床心理士資格
認定協議会の指定する大学院で修学することが、
資格試験の前提条件です。
ただしやむを得ず大学に通えない場合、
臨床心理士の資格が取得出来る大学の通信教育を
受ける事で、受験資格を得ることが出来ます。
学校にもよりますが、通信教育の場合通常の
学校の学費よりも費用を低く抑える事も出来ます。
同様に、産業カウンセラーの養成講座も
通信教育で受講することが可能です。
実際に通学で受講するよりも自分のペースで
学習出来る点がメリットですが、通信教育の
場合はどれくらい勉強するかが全て自分次第と
なります。
せっかく受講しても、解答をすべてテキスト
からまる写しすると言った方法では、試験合格は
難しいかも知れません。
また、中にはメンタル心理カウンセラーという
通信教育でのみ受講可能な検定試験もあります。
メンタル心理カウンセラーは、
通信教育課程の中に資格試験が含まれており、
一連の流れで資格を取得する事が出来ます。
他の心理カウンセラーの資格に比べて
その専門性は低くなりますが、気軽に心理学や
メンタルケアの基礎を学べることもあり、
最近注目されている検定でもあります。
心理カウンセラー資格の試験勉強を学校で
より専門的な心理カウンセラーの資格を
取得する為には、大学や大学院で心理学を学び
実際に臨床経験を積むことが重要です。
臨床心理士の場合、財団法人日本臨床心理士
資格認定協議会は指定する大学院を卒業する
事は受験資格で必須となっています。
指定大学院では臨床心理学の基礎から実習
までを学び、さらに選択科目で研究法、その他の
心理学、医学における心理学等を学ぶ事が出来ます。
臨床心理士は大学および大学院での修士課程を
修了して始めて受験資格を得られる為、独学での
取得は不可能です。
同様に、学校心理士でも大学や大学院での
修学を前提としています。
大学で心理学を専攻しなかった場合は、
教育機関などで5年以上の心理教育面での実務が
要求されるため、こちらも独学での取得は難しい
と言えるでしょう。
音楽療法士には日本音楽療法学会で認定する
ものと全国音楽療法士育成協議会で認定するもの
があります。
全国音楽療法士育成協議会は音楽大学や
専門学校と協力し、音楽療法士を取得する為の
コースを設定しています。
それらの学校でコースを修了することで、
音楽療法士の資格が取得出来る仕組みです。
一方の日本音楽療法学会では、
学会への入会と審査が受験資格として挙げられて
いますが、
審査では学校での履修状況にも重点が
おかれるため、いずれの場合も音楽大学や
専門学校での修学が必要になります。
独学で試験勉強をするには難しい心理カウンセラー資格
心理カウンセラーの資格には複数の種類が
ありますが、いずれも専門性が高くまた
実務経験を必要とする資格もあります。
その為、心理カウンセラーの資格試験を
独学で合格するのは非常に困難です。
第一に、臨床心理士や学校心理士、
音楽療法士などは、大学および大学院での
履修が受験の大前提となっているため
独学では取得する事は出来ません。
また行動療法士などはより専門的で研究家と
しての知識も問われるため、こちらも独学で
習得するのは困難と言えるでしょう。
大学や大学院で心理学を履修せずに
心理カウンセラーの資格を取る場合、
一番の近道は教育機関での実務経験を
積むことです。
教育機関での実務経験は心理カウンセラーの
資格を取得するうえではとても有効です。
実際、教育関係に従事した後に
教育カウンセラーなどの資格を取得する人
は多数います。
教育カウンセラーは日本教育カウンセラー
協会が指定する養成講座を受講すれば受験資格が
得られる為、心理学の勉強を専門にしていなく
ても取得出来る確率は高いと言えます。
産業カウンセラーも教育カウンセラー同様
指定された養成講座を受講すれば基本的に
受験資格を得ることが出来ます。
産業カウンセラーは人事や総務職などで
取得する人も増えている為、より独学でも
取得しやすい資格と言えます。
心理カウンセラーの資格の試験概要
心理カウンセラーの資格には様々な
種類があります。
臨床心理士の試験は一年に一度、
秋に行われます。
試験は筆記の一次試験と面接の二次試験
があり、一次試験に合格した人のみ二次試験
に進むことができます。
筆記試験は多岐選択の設問100問と
定められた字数で回答する小論文形式です。
二次の面接は一次試験の結果が一定水準を
超えている人を対象とし、複数名の面接官
によって実施されます。
受験をするには日本臨床心理士資格認定協会
が指定する大学院を卒業する必要があります。
受験料は3万円ですが、合格後交付料として
5万円が必要になります。
産業カウンセラーの試験は一年に一度、
冬に実施されます。
試験は学科試験と実技試験の二つあり、
いずれか一方だけを受験する事は出来ません。
ただし、どちらかが合格点に達している場合
翌年の試験で片方を免除される事はあります。
受験をするには社団法人日本産業カウンセラー
協会が実施する養成講座を修了するか、または
協会の指定する条件を満たせば学士・修士での
受験も可能です。
受験料は学科試験が1万5百円、
実技試験が2万千円です。
日本音楽療法学会が認定する
音楽療法士の試験も一年に一度秋頃行われます。
試験は複数項目での書類審査と面接試験があり
書類審査で合格した人のみ面接試験に臨むこと
が出来ます。
受験をするには日本音楽療法学会への入会が
必要で、それ以外にも書類審査では音楽療法の
経験をもとにした研究論文が重視されます。
心理カウンセラーの資格取得者の傾向
心理カウンセラーと言っても様々な
資格があります。
いずれも高度で専門的な知識を必要とし
中には実務経験を資格試験の受験条件に
挙げている資格もあります。
認定資格の中でも信頼度が高く、
高度な知識を必要とする臨床心理士。
合格には知識と経験も必要なため、
取得者の傾向としては教育関係の仕事に
従事していた人が多く見られます。
実務がほとんどない状態での受験は少なく
また女性の受験者が多い傾向にあります。
一方、産業カウンセラーは企業の中で
人材育成や能力開発も求められている為
医療職に加えて総務や人事部門の取得が
増えています。
また最近では、営業職の取得が
増加傾向にあるとも言われています。
より専門性の高い資格としては、
音楽療法士が挙げられます。
音楽療法士は音楽関係の大学や専門学校
などでも資格取得のためのコースが用意
されており、教師やプロの演奏家が取得
するのが一般的です。
最近では、演奏家ではなく臨床心理の
専門家を目指して音大に進学する学生も
増加傾向にあります。
相手の話を聞くことを専門とする
心理カウンセラーである精神対話士は
合格率がとても低い資格としても知られて
います。
ただし民間資格の一つで、養成講座を
修了すれば受験資格を得られるため、
資格取得者の年齢層はとても幅広い傾向
にあります。
心理カウンセラーの資格の取得期間の目安
心理カウンセラーの資格は実に様々です。
その為、取得する資格や方法によって必要な
期間も変わります。
臨床心理士の場合、
日本臨床心理士資格認定協会が指定する
大学院を卒業する必要があるため、大学在学
期間と合わせても最低で6年は必要です。
また、指定大学院が第二種の場合、
さらに卒業後に一年間の臨床経験を
求められます。
取得期間は長い方と言えるでしょう。
同様に、学校心理士も大学院での修士課程の
修了後1年以上の実務経験か、教育機関での
5年以上の経験を要求されるため、
資格試験を受けるには5年から7年ほど
必要となります。
一方、大学院の卒業などは不要ですが、
資格を認定する学会への入会が必須な
資格もあります。
行動療法士や論理療法士などがあたります。
行動療法士は学会への1年以上の入会と、
学会が主催する養成講座の6時間以上の
受講が必要です。
ただし、行動療法士は非常に専門的で
難しい資格と言われていますので、学会入会前
にも心理学の就学は必須と言えます。
その為取得期間は最低で1年から数年が必要と
なる事もあるでしょう。
論理療法士は学会入会後6日間の養成講座を
受けて、まず論理療法士補の資格試験を受験
します。
論理療法士補に合格したのち、
2年間実務経験をつむかまたはスキルアップの
さらに上級の養成講座を受講することで
論理療法士資格試験が受験できます。
心理カウンセラー資格の取得方法
心理カウンセラーの資格には様々な
種類があり、取得する資格によっても
大きく変わります。
資格の取得方法や条件も認定する機関に
よって異なるため、認定資格の中でも、
もっとも有名で信頼の高い臨床心理士と
産業カウンセラーを例にとってみましょう。
前者は財団法人日本臨床心理士資格認定
協議会が認定する資格で、資格試験を受験
する条件として、協会の指定する大学院を
卒業する必要があります。
協会が指定する大学院には第一種と
第二種があり、第一種の場合には大学院の
修士課程を修了する事で受験資格を得る事が
出来ます。
第二種の場合には修士課程の修了後、
一年以上の心理臨床経験が必要になります。
多くの機関では心理職の採用条件として、
臨床心理士の資格を挙げています。
その為、特に専門的な分野でない場合
臨床心理士の資格は取得した方が良い
でしょう。
産業カウンセラーの場合、
社団法人日本産業カウンセラー協会への
入会などは必要ありません。
協会が指定する養成講座を受講し、
修了後実技を含む資格試験に合格する事で
取得することができます。
大学などで心理学関連の学部を卒業して
いる場合は、養成講座の受講を免除される
ケースもあります。
産業カウンセラーは産業カウンセラーと
シニア産業カウンセラーに分かれています。
シニア産業カウンセラーは産業カウンセラー
と比べるとより高度で専門的な知識を要求
されます。
心理カウンセラーの資格についての概要と種類
心理カウンセラーと言っても、
その種類は実に様々です。
心理カウンセラーの資格の中でも、
特に有名で社会的信頼も高いのが
臨床心理士です。
日本臨床心理士資格認定協議会が
認定する資格で、取得するにはいくつかの
条件をクリアしなくてはなりません。
NPO法人日本交流分析協会と
日本交流分析学会が認定するのが
交流分析士です。
交流分析士は人間関係に着目し、
その傾向からより良い対人関係へと
導いていく心理療法です。
論理療法士は日本論理療法学会が
認定している資格です。
論理療法は心理カウンセラーの中では
珍しく、カウンセラーが主体となって
行う療法で、思考や思い込みを読み修正
していくという方法です。
日本行動療法学会が認定する行動療法士は
行動パターンから思考プロセスを分析する
心理療法です。
より専門的な知識を要求されるため
一般に取得するのが難しいと言われています。
教育の場で働くには教育カウンセラーや
学校心理士という資格が必要です。
いずれも子供や子供を取りまく環境など
教育にかかわる様々な面で心理ケアを行います。
社団法人日本産業カウンセラー協会が
認定する産業カウンセラーは産業と言う
広い分野で活躍するための資格です。
メンタルケアだけではなく、人材育成や
能力開発を求められることもあります。
メンタルケア協会が認定する精神対話士は
患者の話をひたすら聞くことで心の傷を癒す
役割を担っています。
論理療法士に対して、精神対話士は
患者主体の心理療法と言えます。
様々な分野で重要性を発揮する心理カウンセラー
ほんの数年前まで、うつ病は心の病気として
一般にはあまり浸透していませんでした。
その為、うつ病で働けない人を「怠けている」
と誤解する人も多く、治療方法も今ほど一般的
ではありませんでした。
今でもその名残があるせいか、心理カウンセラー
にかかるということが、とても重大な事のように
認識されています。
しかし、それは大きな誤解です。
心理カウンセラーの意義は、心の病を治療する
ことだけではありません。
心の病にかからないように、未然に防ぐ事も
重要な役割なのです。
その為、最近では心理クリニックや病院の
ホームページ等で、気軽にカウンセリングに
訪れるようにと呼びかけるものも多くあります。
心の病気やカウンセリングに対する理解を
今後も広めるという点でも、心理カウンセラーは
非常に重要な役割を担っているのです。
また、最近では企業などの産業カウンセラーが
メンタルケアに加え、人材育成の面でも注目
されています。
社員の話を聞き、その能力を伸ばすことで
企業にとって優秀な人材を育成します。
このような観点から、最近では企業の人事や
労務担当が産業カウンセラーの資格を取得する
ケースも多くあります。
教育の面でも、心理カウンセラーの重要性は
注目されつつあります。過労や児童の親からの
非常識な要求にうつ病になる教師が増加して
いるためです。
患者が自己解決するための手助けをする事が心理カウンセラーの役割
現代では、心の問題に対する正しい理解が
深まりつつあり、心理カウンセラーは重要な
役割を担っています。
しかし、いまだに心理カウンセラーの仕事が
ただの悩み相談のようなものだと考える人も
大勢います。
心理カウンセラーの主な仕事は、医療機関や
公的機関などでのカウンセリングです。
カウンセリングに対して、一般的に
カウンセラーが患者の悩みや問題を解決して
くれると誤解している人も多くいます。
しかし、心理カウンセラーの役割は
あくまでも患者が自己解決するための手助け
をする事です。
決してカウンセラーが問題を発見し、
解決方法を提案するわけではありません。
患者が自己解決をするためには、
自分自身でその問題に気付く事が必要です。
カウンセラーはその為の支援をしますが、
自分で気づくにはそれなりの時間を必要と
します。
その為、カウンセラーは長期間にわたって
患者と向き合い、心のケアをするのです。
心理カウンセラーが社会の中で重要なことの
一因として、活動する分野が多岐にわたると
いう点も挙げられるでしょう。
教育の場では子供だけでなく教師や親の
メンタルケアも行います。
また、企業などの産業分野においては、
仕事の忙しさに追われてうつ病になった人も
いれば、人間関係に悩む人もいます。
また、それらうつ病の人が復職する場合にも
大きな手助けとなるのです。
心理カウンセラーは精神面だけではなく、
脳機能に関する知識を生かして医学の面から
アプローチすることもあります。
心理カウンセラー資格取得者の勤務時間
一口に心理カウンセラーと言っても様々です。
心理カウンセラーの勤務時間は就職先によって
異なります。
臨床心理士の場合、その勤務先は病院の
精神科・心療内科や心理クリニックが一般的
です。
病院やクリニックなどに常勤で就職した場合
殆どの場合は朝9時から夕方5時までといった
ように、固定の勤務時間で働いています。
中には夜間に開業している診療所もあるので
就職先によって異なりますが一日の勤務時間は
概ね8時間程度です。
大幅な残業や過度に長い勤務時間の心配は
あまりないと言えるでしょう。
常勤の場合は週に数日固定で働きますが、
心理カウンセラーは非常勤での勤務形態の方が
多いと言われています。
特に学校などの公的機関ではその傾向が強く
非常勤の場合は複数の機関を掛け持ちする事も
多いため、勤務時間が不規則になりがちです。
児童や教師、親のメンタルケアを行う
教育カウンセラーの多くは、学校や児童相談所
などに勤務します。
これらの公的機関では、非常勤の場合は
週に1日から2日、6時間から8時間程度の
勤務が一般的です。
企業など産業分野で働く産業カウンセラーも
いまだ非常勤での勤務形態がほとんどです。
企業内でのうつ病が問題視されたこと自体が
最近のことなので、企業内ではすでに勤務して
いた産業医がカウンセラーと同等の役割を担う
ことが多いためです。
心理カウンセラーの仕事内容
心理カウンセラーの仕事とは、
心に悩みを抱えた人の話を聞き、解決の
糸口を探るお手伝いをする仕事ですが、
主な仕事内容は勤務先によって変わります。
病院の精神科・心療内科や心理クリニック
などの場合、うつ病など心の病を抱えた
人達にカウンセリングを行います。
大抵の場合カウンセリングをなども
繰り返すことで患者の心を開きます。
また、心理テストや心理療法を行うことで
患者の精神的苦痛を減らし、治療にあたる
場合もあります。
大学病院などでは、精神科医と連携して
心理療法を行うこともあります。ただし、
投薬や処方箋といった医療行為はしません。
これらの医療行為はあくまでも医師のする
ことですので、心理カウンセラーがする事は
禁止されているためです。
また児童相談所や学校では、子供や教育に
かかわる教師、親の精神的ケアを行います。
問題行為を繰り返す児童や不登校の児童の
カウンセリングを行ったり、心理テストや
心理療法で心に抱える問題を探ったりします。
また、自閉症や発達の遅い児童に悩む親の
相談に乗り、精神的なケアをする事もあります。
最近では忙しさからうつ病になる教師も
増えている為、それらの治療も行ったりします。
企業内で社員のメンタルケアを行うのは
産業カウンセラーの仕事です。
うつ病を未然に防ぐためにカウンセリングを
行ったり、やむを得ず休職した場合に復帰の
手助けとなるよう相談になったりします。
心理カウンセラーになるためのルート
心理職の中でも最も有名な認定資格の一つ
臨床心理士を取得する場合、日本臨床心理士
資格認定協会が指定する大学院を卒業することが
資格試験を受けるための必須条件です。
大学院で学び、卒業後臨床心理士試験で
合格してはじめて臨床心理士になれます。
臨床心理士の就職先は病院やクリニック、
児童相談所、学校などです。
認定資格の中でも信頼の高い資格ですので
就職先も多岐にわたります。
企業などでカウンセリングを行う
産業カウンセラーになる為には、日本産業
カウンセラー協会が指定する養成講座を修了し
その後産業カウンセラーの資格試験に合格する
必要があります。
資格取得後は企業などに就職して、
晴れて産業カウンセラーとして働く事が出来ます。
心理カウンセラーの中でも、習得するのが
非常に難しいと言われるのが行動療法士です。
行動療法士は日本行動療法学会に入会し
研修受講後論文審査に合格する事でなれます。
ただし、日本行動療法学会への入会審査は
非常に厳しく、より専門的な面での知識が要求
される為、とても難しい資格と言われています。
行動療法士の資格は6年ごとに更新が必要です。
学校での心理ケアを行う学校心理士は、
学校心理士認定運営機構の資格習得が必須ですが
学校などの公的機関で働くには公務員試験に
合格することも必要です。
心理カウンセラー資格に求められる能力
心理カウンセラー資格には大きく分けると
三つの能力が求められます。それは忍耐力
精神力、そしてコミュニケーション力です。
カウンセリングは一度で終わるというもの
ではありません。長期間にわたって患者の
信頼を得て、少しずつ心を開いてもらう事で
問題解決への手助けをするものです。
そのため、長い場合には一人の患者を
10年以上見続けることもあります。
そのような場合、心理カウンセラーに
求められるのが忍耐力です。
中には、カウンセリングに来ても心を
開く事が出来ず、そのまま帰っていく
患者も少なくないでしょう。
それでも忍耐強く、相手の話を聞き続ける
ことが大切なのです。また、患者の中には
非常に深刻な悩みを抱えてくる人もいます。
それらの悩みに感情移入しないだけの、
強い精神力も心理カウンセラーには大切です。
心理カウンセラーに求められる能力でも、
もっとも大切なのがコミュニケーション力
です。
殆どの患者は心に大きな傷を抱えて
カウンセリングにやってきます。
そのような人たちに対し、優しくおおらかな
気持ちで接することはとても大切です。
中には、患者の選り好みをする
心理カウンセラーも少なからずいますが、
本当に良い心理カウンセラーに求められるのは
すべての患者と真摯に真っすぐ向きあう事です。
その為、心理カウンセラーには
コミュニケーション力がとても重要なのです。
これらの能力は資格を習得するだけでは
とても身につきません。自分自身の知識と
経験を通して培われていくものなのです。
心理カウンセラーに向いている人・不向きな人
心理カウンセラーには様々な資格が存在して
いますが、その主な仕事はカウンセリングを
通して相手の抱える問題を解決する為の手助け
を行う事です。
人を相手にする仕事ですので、向き不向きが
とてもはっきりしています。何より大切なのが
相手に共感し、優しい心で接する事です。
患者が心を開き安心して話をするには、
おおらかな気持ちでいることが大切です。
人の相談に乗るのが好き、または人から
よく相談を受ける人に向いています。
逆に短気ですぐ感情的になって、
心任せの言葉を掛けてしまう人にはあまり
向かないでしょう。
ただし、患者の中には非常に深刻な悩みを
抱えている人も少なくありません。
いくら悩み相談を受けるのが好きだと言っても
相手の問題をすぐに自己投影して感情移入して
しまうことは、カウンセリングにおいてはとても
危険なことです。
カウンセラー自身が悩みを抱えてしまって
いては、元も子もありません。
小さな事に悩んでしまったり、
すぐに感情移入したりしてしまう人は、
心理カウンセラーとしてはあまり向いていません。
少しの事には動じず、いつもどっしりと
構えていられる人の方が心理カウンセラーに
向いていると言えます。
カウンセリングを円滑に進めるためには、
カウンセラー自身が自己分析をしっかりと行い
患者から信頼されることも欠かせません。
その為に、心理カウンセラーを目指す人には
有言実行で常に真摯な態度でいることが求め
られます。
心理カウンセラーの平均的な給料と初任給
心理カウンセラーは職場や自身が保有する
資格によって、様々な種類があります。
その為、給料や初任給も就職先によって
大きく変わります。
臨床心理士と呼ばれる認定資格を保有して
いる場合、病院の精神科や心療内科や
心理クリニック、児童相談所や福祉施設
などに就職します。
就職先によって大きく異なりますが、
初任給は13万円から18万円程度です。
初任給としては、あまり高い方とは言えない
でしょう。
ただし、臨床心理士と言う資格は心理職の
認定資格の中でも最も有名で、その信頼性も
高いものです。
その為将来的には大学病院に勤務したり、
独立して開業したりする臨床心理士も少なく
ありません。
そのような場合、個人差はありますが
多ければ年収が1千万円を超える事もあります。
企業のカウンセリングルームなどで働く
産業カウンセラーも、臨床心理士とあまり
変わりません。
勤続年数が長くなればなるほど年収も上がり
ますが、基本的に給料は保有資格ではなく
カウンセラーの経験や実力で決まります。
経験を積んだ産業カウンセラーの場合、
年収は6百万円から7百万円程度になる事も
あります。
勤務形態が非常勤の場合、勤務日数が減るため
給料はさらに減ります。心理カウンセラーの中
にはいくつかの機関で掛け持ちをしている人も
います。
今後も増え続けていく心理カウンセラー資格のニーズ
心理カウンセラーは、心の問題解決の為に
カウンセリングや心理療法を通して助言や
手助けをするお仕事です。
特にストレスが多く、うつ病などの心の病気
が注目されている現代では、そのニーズも
非常に高まっています。
心理カウンセラーにかかる患者は多岐に
わたります。うつ病から家庭内暴力や
アルコール依存症、認知症、不登校等です。
これらの症状は、これまで一般にあまり
正しく理解されてこなかった病気です。
しかし臨床心理学が発達した現代では
正しい理解も広まり、それに伴って心理
カウンセラーにも注目が集まるように
なりました。
心理カウンセラーは主に病院の精神科や
心療内科、大学や企業のカウンセリングルーム
児童相談所などで働いています。
医師不足が叫ばれている昨今、それは
心理カウンセラーも例外ではありません。
特に臨床心理士の資格はその信頼性も高く
心理カウンセラー求人での必須条件として
あげられるほどなので、今後もニーズが
増加する傾向にあります。
また最近では、過労によってうつ病にかかり
そのまま自殺してしまうという深刻な問題が
多く取り上げられています。
この問題を解決するため、積極的に
カウンセリングルームを設置し産業医など
によるカウンセリングを勧めている企業も
増えています。
ストレス問題が深刻になっている現代社会
において、心理カウンセラーはなくては
ならない存在です。
心理カウンセラーの魅力とは
現代社会ではストレスが非常に多く、
心の病気に悩む人も少なくありません。
そのような人達と向き合い話をすることで、
心の問題解決の手助けをするのが
心理カウンセラーです。
一口に心理カウンセラーと言っても、
保有する資格や職場、活躍する場面によって
その呼び名は様々です。
一つが臨床心理士です。
臨床心理士とは、心理カウンセラーの中でも
臨床心理士という認定資格を有する人の事を
指します。
心理カウンセラーの資格の中では最も有名な
資格と言えます。
音楽を通じて心理療法を行う場合は、
音楽療法士という資格が必要です。
音楽療法士も心理カウンセラーの一つで、
音楽によって心の課題を解決したり、認知症の
治療を行ったりします。
行動療法士は、現在の行動からその人の
思考プロセスや価値観を判断し、それらを
少しずつ修正していくことで問題解決を図る
心理カウンセラーです。
行動療法士も認定資格が必要です。
その方法やアプローチ、資格は様々でも、
これらはすべて心理カウンセラーの一種です。
カウンセリングと聞くとカウンセラーが
患者の問題を発見し、解決してくれると
イメージされがちです。
しかし心理カウンセラーは決して問題を解決する
わけではなく、その人自身で解決できるよう助言
や問答によって手助けをする仕事です。
また、投薬や処方といった医療行為は法律で
禁止されているためできません。
心に問題を抱えた人の多い現代では、
心理カウンセラーはなくてはならない存在です。
